がー助君の日記


by miita06
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作画

僕はよくスポーツに物事を例える事があります。なんでなんでしょうね。スポーツの本質がラジカルだからでしょうか。おっといけねえまた横文字に逃げてしまった。なんとかしたいなあ。

スポーツ選手には各試合ごとにコンディションがあって、パフォーマンスはそれに大きく左右されます。特に試合序盤はリズムを作る事が重要で、それをうまく引き出す事が勝敗の鍵になったりします。
漫画の場合も同じで、今ここで言及してるのは物語に入り込める込めないの話ではなく作画に置ける技術論的な意味合いですが、描きはじめというのは線が乗らず、キャラクターもうまく描けず、構図やデッサンなども硬くなりがちです。
短いスパンで言うと前回の連載分の作画が終わり、打ち合わせをしたり、ネーム作業をするなどして、少し時間があってから次の連載の作画に取り掛かると、何かがリセットされて初期状態になってて1枚目の作画がうまく行きません。
長いスパンだと1個の連載が終わり、しばらくして次の連載の作画に入ると、これまた明らかに作画能力が前回の連載の時より落ちてたりするのです。
昔は、これは僕の個人的問題だと思っていたのですが、どうもそうでもなくて、多くの作家がこう言う現象に苦労しているようです。漫画を1巻から読んでると、1話目あたりに比べると調子が出てくる2巻目くらいになると劇的に絵が魅力的になってクオリティが上がる作品をよく見かけます。もちろん絵は積み重ねで上達するのですから1話目より10話目の方が上手いに決まっているのですが、それにしても上達のスピードが尋常ではないので、これは上達していると言うよりは調子が出て来て作家本来が持ってる実力が発揮されてる状態になっていると見るべきでしょう。
そう言う事考えながら作品読んでると「お、今この作家調子出てきてるな」とわかるので読んでて楽しいですね。
確かに作画に於いてはありもしない能力を発揮する事は不可能ですが、最大限に発揮するにはメンタルコントロールが不可欠で、こいつのピークをうまく作画に乗っける事もまた職人芸の1つと言えると思います。こう言うのって、各作家さんそれぞれによってやり方が違うでしょうから、どうしてるのか聞いて見たいですね。

by miita06 | 2017-04-08 13:51