がー助君の日記


by miita06
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睡眠

僕の睡眠時間の平均はここのとこ大体4〜6時間くらいです。前は1日寝てても寝たりないくらいで1日最低8時間は寝ていたかったし昼寝もよくしていましたが今はしません。

若い頃は代謝が激しく大量のエネルギーを消費するので自ずと疲労の為睡眠を欲するのかもしれませんし、学校に通っているとゆっくり寝れる時間が制限されるので寝ることに貪欲になるのかもしれません。おっさんになって漫画家やってると若い頃とは生活も体質も違うので睡眠が変化するのは当たり前ですが、僕の場合はもう一つ、睡眠に対しては色々とあった経験から今のような睡眠のあり方にシフトした感が強い気がします。

僕は一時期睡眠障害になって全く眠れなくなった時期がありました。睡眠剤を服用すると寝れるんですが、身体に耐性が出来ると薬の量が増えます。これは内臓はもちろん脳にもよくないようで1日頭がぼーっとして物忘れがひどくなったり集中力が落ちたりします。一応漫画家は頭を使う職業なので、これはゆゆしき問題です。ミンザイのアオなんて呼称したり飲んでる薬の強さを自慢するようになるともはやジャンキーです。僕の場合薬と酒を併用するんで、間違えると意識がすっ飛んで翌朝どこか知らないとこで寝てたり血だらけで玄関で倒れてたりしました。一番多かったのが気がついたらラーメン屋でラーメンを食べてるパターンでした。僕の場合ラーメン食べてるだけですが、人によっては無意識に女の子に痴漢したり誰かに暴力振るったりする場合もあるでしょうからこの精神状態は結構やばいと思います。
正直医者は全然頼りにならなくて、己でなんとか薬をやめるしかありません。そんな訳で毎回少しづつ、小さな錠剤を包丁で二十分の一くらいカットして、服用する量を減らしていきました。数錠あった薬も最後の方はゴマ粒くらいの量にまで減りましたが、そこから中々減らない。なぜならこれ以上減ると無くなってしまうからです。もはやこの量では薬としての効能はほとんどないのでしょうが、わずかでも薬を服用しているとプラシーボ効果で寝れるのです。言い換えればこの僅かな量の薬でも飲まないと眠れない気がして恐ろしいのです。結局励ましてくれる人がいたりして、なんとか最後の一線を超えて、薬はやめる事ができました。

兄貴は僕どころでは無いくらいの精神安定剤と睡眠薬の常習者で、彼は熱烈なキリスト教信者であると同時にミンザイ教も熱心に信仰しておりました。薬を大量に服用していた兄貴の晩年は1日の平均睡眠時間が12時間で、お前は赤ちゃんか!つうくらい寝ておりました。
要は1日の半分を寝ているわけで、10年生きていても活動しているのは5年で後の5年間は冬眠してるようなもんです。なんだか時間がもったいないな〜と、特におっさんになってからは実質現役で元気に活動出来る時間はそれほどなく、老後長生きしたとしても、それは人生の総括の為とか特典みたいなもんで、それらを豊かにする為にも今はそんなに寝てる場合ではない気がするのです。

こういった経験から睡眠についてあれこれ考えるようになりました。眠ることが困難な状態を経験すると当たり前に気持ちよく眠れる有り難さが身にしみますし、逆に起きてる時の効率いい生き方みたいなことも同時に模索するようになります。これに加齢ni
伴う時間がたつスピードが急激に上がる現象が加わると今のような睡眠時間が妥当という結論に至るわけです。
それにしても若い頃はよく寝てたなと思います。なんであんなに寝てたんだろ。現実を見もせずにひたすら寝てたツケを今払っているという事でしょうか。

by miita06 | 2017-04-21 12:35