がー助君の日記


by miita06
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新年

一個連載が終わったのでのんびり出来るかと思ってたら以外と
忙しい。新年会やら打ち合わせやら単発の仕事とかにくわえて
筋トレも始めたもんで毎日忙しい。スケジュール帳見たら
びっしり予定で埋まってるよ。くそ。
そんな中どうしても観たくてゼロ・グラビティを観に行く。
imaxで観たかったんだけど都内じゃ3dしかなくてちょっと
残念。
しかしすげー面白かった。この監督のカメラワークのこだわり
はハンパない。トゥモローワールドの時も凄かったんだけど
今作ではもう徹底的に映像のみだけで勝負している。余計な
脚本のひねりや台詞も極力省いて出てくるキャラも殆ど一人。
どうせだったら映画通してワンカットでやってもいいくらい
ののりだった。
僕もこういうシンプルな内容で人を唸らせるような作品を作って
みたい。もの凄く単純で明快なくせに何かはまっちゃうような
奴がいいな。行って帰ってくるだけとか、A地点からB地点まで
移動するだけとかそういうの。
だいたい調子が悪いと複雑な設定とか人間関係描こうとするも
んね。ほんとバカみたいな話がいいんすよ。
そういうのがいい。
by miita06 | 2014-01-21 00:29

長編

今更ながら話題作だったセデックバレを観賞。
とにかくなげーよ。4時間半てなんだよ。全部観るのに
5日間かかった。
日清戦争後の日本統治下の台湾。山岳に暮らす原住民
セデック族の日本人にたいする反乱を描いた史実を
脚色したストーリー。いわゆる世に言う霧社事件て
やつです。
単なる抗日映画にはしたくなかったのか日本人側にも
人間的描写がなされており日本人の僕が
見てもそれなりに感情移入できるやさしい作りに
なってました。
この台湾の山岳民族は高砂族とも言われ、太平洋戦争
では南方で日本軍とともにゲリラ戦を展開、その
サバイバル能力をいかんなく発揮し、おおいに活躍
して日本兵からもあつい信頼を得ていた事は昔読んだ
ノンンフィクション戦記物で知っていて、高砂族
には少なからず興味をもっていました。
まあ当時の近代化した日本人からすれば今だに
首狩りの風習があって文字をもたない彼らは単なる
文明を持たない土人にしかみえなかったでしょうし
上から目線でお前等を教育してやるよ的な態度が
あったとしても不思議じゃないし、そういう余計な
お世話的な反抗心を彼等が持つのは自然な事だと
思う。先祖からうけついできた伝統的生活を
続けるのか、文明を受け入れグローバリズムの中に
溺れていくのか、最終的には後者にならざる得ないが
どちらがよいのかは難しいところ。この映画にも
その葛藤に悩む高砂族の人たちが出てきます。
いろんなところで批評やレビューを観ると絶賛の
嵐でしたが僕的にはまあまあというところでした。
なんというかアクション大作ぽいわりには考えさせ
られるような繊細な描写があって、どっちつかず
な印象に違和感を憶えた感じです。
また前述したように日本人に配慮してか史実より
も描写がオブラートに包まれているようになって
たり、逆にセデック族側に対しての描写も同じく
すこし緩く描写してたりして、例えば史実では
小学校の運動会に乱入した彼等は140人もの
日本人、その殆どが女子供非戦闘員で彼等の首を
片っ端から跳ねて廻る描写は少なく殆どが警官と
か兵隊を殺す描写に置き換えられてたりする。
ここしっかり描いて、日本人の彼等に対する仕打ち
もしっかり描いたほうがよりスリリングで見てる
側がより複雑な心境になって考えさせられるように
出来たのではないでしょうか。
また後半の戦闘描写もリアリティがなくて、
とにかく日本兵が間抜けすぎ。のこのこジャングル
に入っていてぼこぼこにされるは陣地の防衛は
あまあまだし、見てる印象としては軽く2、300
人くらいの日本兵が殺されてるようにみえるが、
史実では30人くらいの犠牲しか出ていない。
まあそれでは映画的に盛り上がらないからなんで
しょうがとにかく日本兵がへぼいんですよね。
極めつけは小さな子供がチェコ製マシンガンを
ランボーばりにぶっ放し、おろおろ逃げ惑う
日本兵をばったばったと撃ち殺すところはあまり
にも非現実的で単なる阿呆アクション映画にしか
みえなかった。
なんというかそこらへんのバランスがどうにも
悪い感じがしてなんだかなと思ってしまった次第。
まあでも4時間半もあるわりには最後まで飽きず
に観れたわけだから一応面白かったんだろうな。
あと観てて思ったのが印象的に近い映画として
アポカリプト、アバター、ラスト オブ モヒカン
(この中ではラスト オブ モヒカンが一番好き
ですが)を連想しました。ラジオで町山智浩さんが
同じ意見を仰っていたのでこう感じた人は僕だけ
ではないようですね。
あと台湾のここらへんの時代を描いた映画でよかった
のは名匠ホウ・シャオシェン監督の非情城市ですかね。
日本統治から国民党軍統治、二二八事件を題材に
しています。
この映画もやたらと長くて眠りそうになりましたが
観た後は大変よい映画を観たなといった感じで
よかったです。
by miita06 | 2014-01-15 11:49 | 全体の半分