がー助君の日記


by miita06
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高校野球

今年も甲子園では熱戦が行われている。高校野球といえば、
僕は1年くらい仕事を干されてた時期があって、やる気もやる事もなく、
くさってクーラーの効いた部屋で昼間からビールのんで畳の上で
ごろ寝しながら高校野球をみていた。バッターが打った弾丸ラ
イナー性の当たりの球がカメラの方向に飛んできた。ぼけ〜っとしてた僕
は瞬時に現実とテレビの映像との区別がつかず、びっくりして球を
よけようとして情けない悲鳴をあげて飛び起きた。炎天下
で青春の全てをなげうって闘う高校球児に「お前なにやってんだ!
しっかりしろ!!」と叱咤されたような感じがした。自分が情けなく
なった。これじゃ駄目なんだ。がんばらなくちゃと思った。
そんなわけで毎夏甲子園野球を観るたびに気持ちを引き
締め、新たに勇気をもらうのである。今年もまたしかり。
もしかしたら高校野球は国策なのかもしれない。そう、駄目な大人に
勇気と元気を与え、ひいては労働意欲促進させ、国家の財政と産業を
活性化させる為の装置なんだ。つまり、
高校野球を観る事でしかやる気を起こせない人々の為に「ショーとしての
野球」が合法的に行われている。人々の平和のため、“野球”は永久に続け
るべきで、そして嘘であってはいけないというルールがある。
この不毛な戦いに駆り出されるのは、《キルドレ》と呼ばれる子供たち。
甲子園球児として戦う《キルドレ》は思春期の姿のまま、永遠に生き続けな
ければならない――甲子園で死なないかぎりは。
キルドレの部屋には甲子園の砂の入った瓶が死ぬ程あって、処分に困ってる
に違いない。心配だ。
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             座布団一枚
# by miita06 | 2008-08-05 06:00

うなぎ定食


機嫌良い時は誰だっていい人にみえるもんだ。人間、その人格の本質的な
懐の深さが見えるのは機嫌が悪い時だ。

炎天下、魚料理専門の定食屋にいく。混雑が凄い。お腹がへって死にそうだ。
となりの兄ちゃんが美味そうに食べてたウナギ丼定食にする。15分から20分
くらい待たされただろうか、厨房のほうで大将らしきおやじが怒鳴っている。
「ウナギ?おわりだよおわり!!」中国人の女性店員が来て「ゴメンナサイ ウナギ
オワリマシタ」こんだけ待たしといて終わりはないだろ、、ちょっとカチンときたが
堪える。仕方ないのでシャケ定食を注文する。今度は10分くらいたって
厨房でまた大将が怒鳴る。「しゃけ?ねえよ!おわり!おわり!!」また中国人の店員がやってき
て申し訳なさそうに「ゴメンナサイ シャケ オワリマシタ」空腹はすでに限界を
超えてる。別に中国人の店員が悪い訳じゃないのに「ああ?もういいよ!!」
そう言って僕は店を出た。中国人の店員は何度も「ゴメンナサイゴメンナサイ」
と頭をさげていた。別に彼女が悪いわけじゃないのに。謙虚な姿勢のかけらもなく
えらそうにわめいていたおやじの態度に腹がたったんだ。なのに、中国人にやつあたりす
る自分の懐の浅さに辟易とする。僕が店を出たあと女将らしきおばちゃんが
あとを追うようにあわてて表に出てきた。さすがに客を怒らせたのはまずいと思って
僕に詫びでもいれに出てきたのかと思ったら、表にあったボードの今日のおすすめ
定食のウナギとシャケの表示に上からマジックでばってんを描いただけだった。
また僕みたいな器量の小さい人間が来店して定食がおわってるからって横柄な態度をと
られたんじゃ溜まったもんじゃないからね。
# by miita06 | 2008-08-01 18:42

喫茶店漂流記

ここ1週間はコンテ作業をやる。家にいると寝るか遊ぶか
してしまうので近所の喫茶店を流れ歩く。朝から晩までいるもん
だから間違いなく顔憶えられてるだろうな。なるべくいろいろ
店を変えてるが限界があるってもんだ。
よくいくチェーン店の店員は凄くかわいい若い子とおばちゃんで
構成されている。かわいい若い店員は客寄せ用。おばちゃんは作業用。
なんとわかりやすい戦略だ。しかし成功している。

押切蓮助君の日記をみたら喫茶店でのコンテ作業で僕と同じような苦労
をしているのを知って、ああ、僕だけじゃないんだと少し慰められた気
がした。

僕は物事を考える時はかならず腕を組んで顔をあげて左斜め上1メート
ルくらいの空間を凝視する。こうしないと思考出来ない。この姿勢で
腕を組んだままずーっと考えている。店で何時間も、下手すれば一日中
これをやるので端からみてるとちょっと危ない人にみえるのかもしれない。
本当は顔をテーブルに伏せて寝たふりでもすればよいんだけど、それでは
思考出来ない。どうしてもこの姿勢が必要なのだ。ちなみに思考する時
視点が上を向く人は視覚的な刺激によって物事を思考するタイプなんだ
そうで、まあ漫画家ならさもありなんという事だね。

徹夜でコンテ作業。早朝家に変える途中。明治天皇荻窪御小休所と刻まれた
石碑の上でくつろぐ猫を発見。きっと高貴な野良猫に相違ない。
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# by miita06 | 2008-07-29 22:22

猛暑

今日も朝から一日喫茶店でネームの予定。
窓際に陣取ってると、真横のテーブルに30代の青年が僕に
面して座っている。彼の座る丸いそのテーブルの上にはコーヒーと
ハムサンドが置いてある。彼はカッと目を見開いて無表情で
背筋をピンとのばし、指をぴたりと閉じて座ったまま踊っている。
パラパラみたいといえばいいのか、機敏な動きはマドンナのヴォー
グダンスに近いのかもしれない。しかも動きはすげー早い。5秒くらいそれ
を続けるとサンドイッチを食べようとするが、やはり食べないで
またダンスを激しく踊る。それを延々と繰り返している。どうして
僕はこうへんな人を呼び寄せてしまうんだろうか。奇行するに
しても踊るのか飯を喰うのかどっちかにしてほしい。気にな
って仕事に集中出来ないじゃないか。イライラしてよくみて
みたら彼は周囲にたかってくるコバエを必死で追い払ってるだけ
だった。それを理解すると彼の動きがあまり気にならなくなる。
不思議なもんだね。

その日は猛暑だったせいもあって、昼をすぎると店内はもの凄い混雑に
なって、レジカウンターでコーヒーを買ったはいいが座る場所がなくて
盆をもってつったったまま途方にくれてる難民が続出する。
意外と皆さん優しくて、先に席についている人が相席を申し出たり、
早めに席をたって次の人に譲ったりしている。そうなると僕も一人で
テーブルを長時間占拠するわけにもいかず、やむなく仕事半ばで店を
出ざるえなくなる。外は呼吸するのも苦しくなるような熱さ。
こりゃ皆避難したくなるな。家に帰宅すると一気に集中力がうせて
仕事が手につかず。いきがけに買った小説を夜までかかって読破する。
してるばあいか。
# by miita06 | 2008-07-20 06:15

ネタ

今週中にひとつコンテをあげる予定なんだけど、なんにもアイデアが
出ない。
フリージアの連載をはじめて5年くらいだろうか?またべっちん
とまんだらも隔月でははや一年、同じお話ばかり描いてると、
新しい物をやりたいという要求がたまってきて、その反動なのか
実際いろんなアイデアが出る。出ないよりは出たほうがいいに決まって
るんだけど既存の連載をかたずけない事には身動きがとれない。
なんというかとても歯がゆい感じがする。
とにかく、そんな先の実現するかどうかわからんようなネタよりも
今週中にやんなきゃならんネタを何とかしろといいたい。
世の中うまくいかんもんだ。書いてる文章も変だし。もう知らん。

履いてたジーパンのケツにどでかい穴があいてしまった。そんなわけで
三年ぶりくらいにおニューのズボンを買う事に。試着してみる。
裾あげしてもらうのに、店員のおねえちゃんがこんなもんですかねと
裾をおってピンでとめる。どう考えても長すぎる気がする。
お姉ちゃんいわく「このくらいだぼだぼで履くのが今のはやりなんで
すよ」へーそんなもんかね。まあ履ければどうでもいいや。言われる
がままにその長さで裾あげしてもらう。翌日そのズボンはいて街出てみる。
やっぱり長えよ。歩いてると裾をいくらあげててもずれてきて
ふんずけてしまう。殿中でござる〜〜のお殿様みたいな感じになっちゃうの。
だじょーのズボン版。わかるかな。仕方なく仕立て屋へもってく。余計な
お金がかかってしまった。商店街の店。おばちゃんが一人でやってる店。
今日出すと出来上がるの来週の今日だって。なんでそんな時間かかるんだよ。
買ったジーパン屋だと15分でやってたぞ。しかも無料で。来週の今日はこのズボン
履いてでかける用事があるんだ。そういうと、おばちゃんは不機嫌な顔
をしてカレンダーをみて、「じゃあその前日には何とかします。」だって。
街の商店街が大手量販店に駆逐されるのも道理だよこれじゃ。ちょっとは
企業努力しようよ。
# by miita06 | 2008-07-16 23:30